急な用事や、ちょっと子どもから離れてリフレッシュしたいなど、一時的に子どもを誰かに預けたいと思った事はありませんか?そんな時、誰に預けますか?

身内や近所に預ける事が出来ない時、どこに預ける事が出来るのか、料金はいくらなのか、などなど、子育て中の方に役立つ情報をまとめました。

どこに預ける事が出来るの?

子どもを預けたいと思って初めに思い浮かぶのが、身内ではないでしょうか。仲の良いママ友に預けるという方法もあります。でも、近くに頼れる方がいないという人もきっと多いですよね。大丈夫です。一時預かりの場は色々な所にあります。

厚生労働省が平成27年に通知、平成28年に改正した「一時預かり事業実施要綱」により、一時預かりを利用出来る場所や、それぞれの場所での職員の配置基準などが定められています。要綱によると、一時預かりは次の6種類に分類されています。

(1)一般型 保育所、幼稚園、認定こども園、地域子育て支援拠点又は駅周辺等利便性の高い場所など、一定の利用児童が見込まれる場所で実施すること。
※主として保育所、幼稚園、認定こども園等に通っていない、又は在籍していない乳幼児が対象。
(2)幼稚園型 幼稚園又は認定こども園で実施すること。
※主として、幼稚園等に在籍する満3歳以上の幼児で、教育時間の前後又は長期休業日等に当該幼稚園等において一時的に保護を受ける者が対象。
(3)余裕活用型 保育所、認定こども園、家庭的保育事業所、小規模保育事業所、事業所内保育事業所のうち、当該施設等に係る利用児童数が利用定員総数に満たないもの。
(4)居宅訪問型 利用児童の居宅において実施すること。
※家庭において保育を受けることが一時的に困難となった乳幼児が対象。ベビーシッターはこれに該当します。
(5)地域密着Ⅱ型 地域子育て支援拠点や駅周辺等利便性の高い場所などで実施するものとする。
(6)震災特例型 保育所、幼稚園、認定こども園など特例保育を行う施設又は地域型保育事業所
※平成28年熊本地震で災害救助法が適用された市町村に住んでいる世帯の子どもが対象

上記の他にも保育ママ制度を利用する方法もありますが、保育ママ1人が一度に預かる事の出来る人数は3人までと定められているので、空きがあれば利用出来るかもしれません。

どんな理由で預けてもいいの?

保育施設等の一時預かり利用が認められる理由は、次のようなものです。

  • リフレッシュなどの私的理由OK
  • 就労、技能修得
  • 冠婚葬祭、病気、出産など緊急の時
  • 裁判員に指名され、保育が必要な時

緊急の時以外は、事前に一時預かり利用の申請を行う必要があります。一般的には市町村が用意した申請書に申請理由、預けたい日時、保護者の住所氏名、緊急時の連絡先などを記入します。利用する理由によって預かり可能な日数が事なる場合があります。

リフレッシュ目的では、例えば映画を観に行きたい、美容室に行きたいなどの理由でも構いません。特に母親は、子どもが生まれてからずっと子どもと一緒で、慣れない子育てや睡眠不足でイライラしてしまったり、家族と子育ての意見が違って喧嘩になったりなど、ストレスも溜まりやすいものです。

子どもを預けて自分の時間を楽しむ事に抵抗がある方もいるかもしれませんが、一時的に子どもを預けてストレス発散する事は、自分の為でもあると同時に、子どもや家族の為でもあるのです。

預ける費用、預けられる日数

チャイルドマインダーを利用する親子

費用、日数ともに自治体によって異なります。お住いのある市町村の窓口や、各施設のホームページで確認が必要です。

◎1日いくら、1時間いくら、給食おやつ代込み、お弁当持参など、料金体制はまちまちです。保育料の安い地域では、半日利用(4時間まで)1,000円、1日利用(8時間まで)2,000円で給食おやつ代込みという所があります。高い地域では1時間700円という所があります。

◎預けられる日数は、一般的にはリフレッシュより就労の方が上限が多く、緊急の時は必要性がなくなるまで預ける事が出来ます。

就労理由では週5日預ける事が出来る所もありますが、週3日までなどと上限がある所もあります。就労しているけれど、保育所が満員で入所出来なかった場合に利用する方も多いようです。待機児童の多い地域では、一時保育の利用者もいっぱいになってしまい、断られてしまう場合があります。

リフレッシュ目的では、月1、2回で、1年間で12回以内などの上限があります。

入院など緊急の理由では大体、15日以内から1ヵ月以内などの長期間預かってもらえます。

色々な理由で一時預かりを利用したい方がいると思いますが、預ける時には事前にお住いの地域の一時預かりや、各施設の規定をよく読みましょう。また、基本的にお子さんの健康状態の良い時にしか預ける事は出来ませんので、注意しましょう。

子どもを知らない人に預ける事はためらってしまうと思いますが、公的機関の一時預かりでは、保育士など有資格の保育者に見てもらえるので、万が一お子さんが発熱などあった場合もすぐに気づいてもらえ、お子さんが過ごす場としても安心出来るというメリットがあります。

自分がストレスを溜めたまま育児を行うよりも、割り切って一時預かりを利用し、上手にリフレッシュしましょう。