チャイルドマインダー資格の概要と各種講座


チャイルドマインダーという資格があるのをご存知でしょうか。今注目が集まっている保育サービスについての資格で、テレビ番組などでも取り上げられ話題となりました。

それでは、チャイルドマインダーにはどのような資格取得方法があるのでしょうか。今回は、資格の概要とその取得方法について詳しくお話ししていきましょう。

チャイルドマインダー資格の概要

チャイルドマインダーとは、家庭的な保育サービスを行うスペシャリストです。産業革命以降の英国で女性の社会進出が増え、働く女性のための保育サービスが興ったことがきっかけで生まれました。

保育に関わる資格は他に保育士がありますが大きな違いは、保育士が保育所などで集団を対象にしていることに対して、チャイルドマインダーは少人数を対象に保育を行うという点にあります。

このことから、チャイルドマインダーは一人一人の子供たちとより親密なコミュニケーションを行うことになり、「家庭的なサービス」を提供することが可能になるのです。

また、保育士が国家資格であるのに対し、チャイルドマインダーは民間の資格であることもポイントです。

保育士になるためには、厚生労働大臣の定める学校に通い単位を取得して卒業するか、保育士試験に合格する必要があります。学校に通う場合、短大や専門学校ならば2年、大学ならば4年の通学期間を要します。

保育士試験に関しては、学校教育法に基づいた専門学校、短大、大学を卒業するなど受験資格を満たしていれば受験可能です。

一方、チャイルドマインダー資格は専門のスクールへ通学するか、または通信教育で学び、単位を取得後試験に合格することで資格が得られます。

スクールの資格講座は最短3か月~長くて半年ほどで学ぶことができるので、社会人になってからも受講しやすいのが特徴です。

チャイルドマインダー資格講座でどんなことを学ぶ?

 

チャイルドマインダーの講座では、どのような内容を学ぶことが出来るのでしょうか。

日本にはいくつかのスクールがありますが、いずれも学習内容は大きく分けて座学と実技の二パターンです。

座学

まず、座学ではチャイルドマインダーの心構えから始まり、子供の心理や発達について、ケガや事故の防止の仕方、栄養や食事など多岐に渡ります。

子育てと一口に言えば簡単ですが、チャイルドマインダーが他人の子供を預かる上では、信頼感が最も大事になります。そこで、まずは座学を通してプロとしての素養を身につけるのです。

また、発達障害や虐待についても学びます。チャイルドマインダーは、このようなイレギュラーなケースを学ぶことによって、子供の心や命を守る需要な役割も果たしているのです。

実技

その後、実技として絵本読みやケガの応急手当、離乳食の調理、おむつ交換、沐浴のさせ方などを学びます。保育では、実際に体験しなければ分からないことが沢山あり、また子供を相手にする分、予想外の出来事が日常的に頻発します。

そのため、座学でまず基本的な知識を学びながら保育者としての揺るぎない精神を磨き、実技を通してそれを反芻することが必要なのです。

チャイルドマインダー資格取得をめざすのはこんな人

 

資格取得を目指す人の中で多いのは、すでに保育士の資格を持っている人で独立開業を希望している人です。

チャイルドマインダーの資格は小規模の保育を目的にしているので、自宅などで開業するためには適していると言えます。

また、子育てに慣れた主婦や別の仕事から転職を考えている人などが資格を取得しています。

これは、カリキュラムの受講期間が比較的短いので、保育士よりも気軽に受講を検討しやすいことなどが要因の一つです。

また、現役の幼稚園教諭や保育士・看護師のスキルアップとしても人気があります。

これは、チャイルドマインダーが英国で産業革命以降誕生した資格であり、より歴史のある体系化した知識を学ぶことによって、保育者として客観的に自らの仕事を見直すことにも繋がるためです。

なぜチャイルドマインダー資格が人気か?メリットとは

チャイルドマインダー資格の人気の大きな理由の一つは、講座や試験の受講・受験のしやすさが挙げられます。

長くて6か月間という受講期間の短さに加え、通信講座などもあり働きながらでも勉強が可能なことから、受講者の幅が広がっています。

大きなメリットの一つとして挙げられるのは、少人数制の保育を専門としているため、子供一人一人とより深く接することができ、精神的にも余裕を持って働くことが出来ることです。

また、子供にとっても家庭的な雰囲気の中で育つことにより、情操を養うことができ、人間的に豊かに成長することが期待出来ます。

自宅での開業も人気でありご自身の働き方と行き方を変えるためにこの資格を取る方もいらっしゃいます。

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