保育の形には様々ありますが、それぞれに良さがあります。

ここではチャイルドマインダーならではの特徴、魅力についてご紹介いたします。

チャイルドマインダーの仕事の魅力、やり甲斐、楽しみ

チャイルドマインダーの一番の魅力と言えば、やはり少人数での保育です。

私もそうですが、保育所で働く保育士さんの中には、集団保育が合わないと感じ、自分の理想の保育を求めた結果、チャイルドマインダーの資格を取って転身する方も多くいます。
 
集団保育では、遊ぶ時間、食事の時間、トイレの時間、お昼寝の時間など、時間を決めて全員で同じ流れの中で活動していきます。しかし、本当は子ども一人ひとりのペースがあり、時間によって活動を変えていく事をストレスに感じる子も、中にはいるでしょう。

もちろん保育所の職員の数に余裕があれば、一人ひとりに合わせた活動も出来ますが、保育士が不足している現状では、なかなか個々に合わせた保育が出来ないのです。

保育者にも子供にも理想のカタチ

 
少人数保育のチャイルドマインダーでは、預かる事の出来る子どもの人数が1施設5名以下と定められているので、集団保育よりも個々のペースに合わせた保育が出来、一人ひとりの個性を伸ばす関わりが充分に持てるのです。

子どもの特性に合った関わりをして、子どもの長所を伸ばしてあげられる保育は、保育者にとっても子どもにとっても理想の保育と言えます。

やりがいを感じる、子供の成長を見れる

保育の仕事をしていて一番やり甲斐を感じるのは、子どもの成長を目の当たりにした時です。子どもが目の前の壁を乗り越え、出来なかった事に何度も挑戦して出来るようになっていく姿を見ると、保育者自身もやる気、元気をもらえます。子どもは大人よりもずっとたくましいのです。

保護者から離れ、知らない大人と一緒に過ごすというのは、子どもにとってどんなに不安な事でしょうか。たいていの子どもは、初めに預けられた時は大泣きします。保育者がどんなに笑いかけても、おもちゃで気を引こうとしても、歌を歌っても、子どもは泣いてばかりでこちらには見向きもしない事が多いです。

1日泣きっぱなしで、充分に食事や水分を取れない時もあります。先の見通しが出来ず、言葉も通じない小さな子どもにとって、大好きな家族から離れる事はそれだけ大変な事なのです。

それが、数日経ってくると、泣いている時間が少しずつ減ったり、おもちゃに興味を示したりと、置かれた環境に適応していく子どもの姿が見られます。子どものたくましさを身近で感じる事が出来る瞬間です。

チャイルドマインダーの仕事のメリット、優位性

子どもと関わる仕事をしていると、保育者も元気をもらえます。それは、子どもが常に全力で活動し、壁にぶつかってもめげる事なく、何度も挑戦して壁を越えていく姿を目の当たりに出来るからです。

少人数で一人ひとりと密に接していると、子どもが壁を乗り越える瞬間をよりじっくり見つめる事が出来、必要な時には保育者が手助けをしてあげる事が出来ます。

まだハイハイしか出来ない子どもが、つかまり立ちを覚えて、ぐらぐらと不安定に立ちながらも、つかまった手を離して一人で立てるようになった時の嬉しそうな顔には、こちらも嬉しくなります。

そこからさらに一歩を踏み出し、だんだんと歩けるようになって自分の世界を広げていく様子は、感動さえします。保育の現場では日々の成長のドラマが展開されています。

子どもとの愛着関係も、他の仕事では得られないものだと思います。初めは泣いてしまって抱っこも嫌がっていた子どもが、だんだんと保育者の存在を認め、自分から抱っこを求めてくれるようになるようになった時には、言いようのない幸福感を得る事が出来ます。

子どもにとって保護者が一番の存在である事は間違いありませんが、第二の家のように感じてくれているのだな、と嬉しくなります。

チャイルドマインダーの将来性や可能性

少子化にも関わらず、保育所は増設されていますし、保育を必要とする子は昔よりも増えています。平成28年度の保育士の有効求人倍率2.34倍(最も高い東京では5.68倍)という数字からも、保育の資格者が求められている事が分かります。

チャイルドマインダーも保育士同様に保育をし、なおかつより親密に子どもと接する事が出来るため、今まさに社会から求められている資格なのです。厚生労働省は保育士確保の為に補助金をあて、それが給与に上乗せされたり一時金として支払われたりと、徐々に保育士の待遇改善が行われています。 

また、保育所での痛ましい事故のニュースを見ると、その原因には保育者の目が届いていないという実態が見えてきます。これらの事故を受け、集団保育より高くついても安心して少人数保育に預けたいという保護者からの要望も高まっていくでしょう。

もしこれから子どもを産むか、現在子育て中でも、自宅で自分の子どもと一緒に他の子どもを預かって仕事が出来るというのは、チャイルドマインダーの強みです。保育資格を所有しているにも関わらず、子どもを預ける事が出来ずに働きに出られない方もいますが、チャイルドマインダーではそのような事はありません。

働く側にとっても、預ける側にとっても、これからますますチャイルドマインダーが注目されていくでしょう。